「ロジカルシンキング研修」は、自分事の日常業務のロジカルシンキング課題を持ち込み、毎回講師個人別添削し、フィードバックすることで論理思考力を鍛える研修です。
ロジカルシンキング研修受講者の感想をまとめました。
1.「ロジカルシンキング研修」受講者の感想
「ロジカルシンキング研修」受講者の感想一覧です。
ロジカルシンキング研修のメール課題添削の感想
ロジカルシンキング研修の課題添削に関する感想まとめです。
「いままでロジカルシンキングを講座や本で勉強しても、どのように仕事に活かしたらよいかわかりませんでした。
しかし、この講座で、添削で講師が自分のメールを書き直した具体例をみて、『初めてロジカルシンキングを仕事でどう使ったらよいか』がわかりました。」
(外資系金融マーケティング部門)「1通1通のメールを、こんなに深く添削してもらえるとは思いませんでした。
課題で出すメールは、時には社内の人間でも、事情を知らないと理解できないような内容です。しかし、講師の方は、メールに直接書いてないことまで想像して背景まで理解し、適切なフィードバックをいただけました。」
(外資系金融マーケティング部門)「少ない情報の中で、講師の指摘やアドバイスがとても明確でした。自分のどこが悪いのか明確にわかるため、非常に勉強になりました。
初回から比べて明らかに改善が見られ、ロジカルにメールをかけるようになることで、業務効率やスキル向上に直接つながると思います。」
(外資系金融マーケティング部門)「メールを題材としたことで、理論(ロジカルシンキング)を実務(ビジネス)への活かし方を学ぶことができました。また、それだけでなく、普段の業務でロジカルシンキングを必要とする案件をあまり抱えていない、という事に気付かされました。
要は、『メールの書き方講座ではなく、ビジネスマンはこうあるべき(こうあった方が楽しいようね)』といったことを学べました。『ロジカルシンキングは手段』ということでしたが、その点も腹落ちしました」
(外資系製薬マーケティング部門)「ロジカルシンキング研修は、実際のメールを添削いただく形式でしたので、リアリティあるケーススタディで学ぶ事ができました。
また、ケース毎にどう考えれば整理できるかなどのアドバイスも丁寧にいただけたので、毎回納得のある研修を受ける事ができました。
実務に直結することのできる研修だったと思います。メンバーにも是非受けてもらいたいです。」
(外資系製薬マーケティング部門)「メールの添削をもとに講義頂くスタイルは初めてで、とても新鮮でした。
今回の受講がきっかけで、特にメール送信前には、文面をロジカルシンキングの3つの要素に当てはめて確認する習慣がつきました。」
(通信会社管理部門)
ロジカルシンキング研修で学んだこと、成果についての感想
ロジカルシンキング研修の研修成果に関する感想まとめです。
「ロジカルシンキングの考え方を繰り返し反復練習できた。理論だけでなく実践で役立つ技能の習得に役立った。
また、コミュニケーションが効率的に行え、業務スピードが向上する事で業績に良い影響を与えることができると思います。」
(外資系金融マーケティング部門)「自分自身としては、『相手の立場になって考える』が思考のポイントになり、正直苦戦しました。もちろん、今までも自分なりに意識はしているつもりでしたが、それがロジカルでないと意味をなさない(相手に伝わらない)ことを実感することになりました。
自分の思考の癖もご指摘いただけ、今後、日々の業務を課題として、改善を目指していきたいと考えています。」
(外資系金融マーケティング部門)「ロジカルシンキング研修での説明は、鋭い指摘でもすんなり腹落ちできるようなソフトかつ理にかなった説明でした。また、受講メンバーに対して画一的な指摘でなく、それぞれのレベルや傾向によって、指摘レベルを変えているように感じました。
それらによって、ハードルが高過ぎず、適度なハードルに挑戦でき、かつ、指摘事項を生かせるので、成長につながったのだと思います。」
(外資系製薬マーケティング部門)「少人数のチームだったため、相互に建設的・前向きにディスカッションできました。
チームアップにも効果的だと感じたため、新組織でのチームアップ且つCapability向上などにも有効だと感じました。」
(外資系製薬マーケティング部門)「メール構造やヒアリングなどすぐに実践・活用する事ができた事が良かったと感じます。また、他者からの視点で意見をもらえたことも良かったです。業務でもよかった点や改善点など意見が伝えやすくなったように感じます。 今回の研修を受ける前までは、ロジシンって難しそうだなと思っていましたが身近に感じることができました。」
(アパレル企業人事部門)「メールやMessengerで文章を送信する際に、簡潔に分かりやすく説明出来なければ、その文章を解読するのに時間がかかってしまう。その結果、一目で分からない文章を送信するとことで、相手の大切な時間を奪う。上司であれば、失った時間で売り上げを上げることができたかもしれない。このように、時間を奪えば会社の利益に直結し、全体の売り上げを下げてしまう。これからメール等でメッセージを送る際は、ロジカルな考え方に注意していきたいと思う。言葉が適切か?無駄なことを伝えてないか?をメッセージを送信する時に、一度踏みとどまり考えることを実践して、相手の時間を奪わない様に注意していきたい。」
(東邦レオ株式会社 1年目社員)「メールでも対応でも、実施の都度、ゴールをイメージすることの重要性を学びました。研修ではゴールをイメージすることでその時に必要な「要は」「例えば」が具体的になることを実感しましたし、実際に実施することで、自動的に自分の行動に対してFBを得られる仕組みになっていることに気づきました。
まだまだ反省がほとんどですが、続けることで「前回はどうだったか」「今回はどういうパターンか」等、経験の蓄積と活用、フィードバックが習慣になっています。」
(外資系製薬マーケティング部門)
「目的を押さえ続ける、そのために解像度を上げるということを特に学びました。
具体的には相手目線に立ってメールを考えることを意識するようになりました。これまで自分の伝えたいことにフォーカスしていたことが多く、ひいては相手にアクションを起こしてもらうことができずに目的を達成できていなかったため、意識を変えるきっかけになりました。
解像度を一段階上げたメールを書くように意識するようになりました。例えば、メールを書いた後、見直す際にあいまいな表現がないか、オープンクエスチョンがふさわしくない状況で相手にそのような質問を投げていないかという点を特に意識するようになりました。逆に言うと、これまでそれだけあいまいな文章が多かったということにも気づきました。」
(ベンチャーキャピタル 投資担当者)
講義の進め方に対する感想
ロジカルシンキング研修の講師の教え方に関する感想まとめです。
「『私ならどう考えるか』という事例を時おり用意していただいていたので、具体的事例からポイントを押さえることができました。
一方、ないときには『自分なら』と考えることができたので、その二つのバランスが絶妙でした。」
(外資系製薬マーケティング部門)「元々コツコツと順序立てて考えることが好きなタイプでもあるので、様々なことがすんなりと入ってきて勉強になりました。特に年明け前の研修は、メールなど身近でシンプルなテーマではありましたが「なるほど」と思うことが多く、多くの気づきや学びが得られて良かったです。ありがとうございました。」
(アパレル企業人事部門)「実際に自分が業務で行っていることに対して添削されていくので、実践的です。そして、正すべき点が分かっているのに同じことをしているので、シール(※)の重要性に気が付きました。
(外資系製薬会社営業企画部門)
海老原先生も話がしやすく、緊張することなく研修に参加することができています。 有難うございます。」
※ロジカルシンキングシールとは
ロジカルシンキング研修の初日に受講者に配布するシールです。写真のようにパソコンに貼ってもらいます。記載内容は「3ヶ月間、この5つの項目だけ常に意識してほしい」とお伝えしているもの。シール活用で、講座での講師添削フィードバックに加え、日々の業務でロジカルシンキングを意識することができます。メール送信ボタンを押す前にシールを確認するよう指導しています。
ロジカルシンキング研修で今後に活かしたいこと
ロジカルシンキング研修で学んだことを今後活かしたいことまとめです。
「今後具体的に3つを意識したいと思います。
① 目的の解像度を上げる
起きてほしいこと、返ってきて欲しいFBをイメージし、目的の解像度を上げ、『フィードバックが早まる』、『明確な回答が来る』ことを目指したいと思います。
積み重ねれば業務効率化にもつながると思います。
② 相手目線(相手主語)を意識する
『目的は2つではなく1つにした方が伝わりやすい!』など、自分で気づけるとよいのですが、自信がないので、『相手目線でやりたくなる』ような、『相手にとってのメリット』などを意識していきたいと思います。
③ 説得の際の『ならでは感』を意識する
相手に響く具体的なエピソードや数字を使い、納得感を高めたいと思います。」(通信会社管理部)「目的を絞るということと、手戻りを減らすために構造化すること。複数の目的を設定しがちなので、重要な目的1つに絞る。それによって、相手に誤解なく伝えることができる。また、誤解なく伝えるために構造化することで手戻りが減り、最終的には業務効率がアップする。」
(アパレル企業人事部門)「今回のロジカルシンキングで学んだ事①目的を押さえる②相手目線で考える③「要は」「例えば」を意識し活用していきたい。
実際に上記の3点を意識する事でこちらが求めている答えが返ってくる事が増え、学びを実感する場面があった。今はメールや報告の場面で意識することが多いが、面接や面談など他の場面でも活用したいと思う。
また、求めていた答えが返ってこなかった場合、何故求めていたものが返ってこなかったのか?どのような伝え方が良いのか?どんな聞き方が良かったのか?と振り返りを行っていきたい。」
(アパレル企業人事部門)
ロジカルシンキングに対する印象変化の感想
「メールの組み立てなどはすぐに反映させることができ、業務に活用できている為良かったと思います。ハイ体験で自分の志向を構造化して将来検討に活かすということは考えたことがなく、ロジカルに自身のキャリア形成計画に用いられることは面白いと感じました。
ハードルが高い・難しいと感じていたロジカルシンキングですが、身近に感じながら活用することができるのだとわかりました。」
(アパレル企業人事部門)「受講前はロジカルシンキングに対して冷たく近寄りがたい印象を持っていました。しかし、講義を受けたことで相手との関係を良くするために身に着けたいスキルへ変わりました。
特に、相手目線に立った考え方をすることがロジカルシンキングの構成要素であることは一番の学びであり、日ごろの生活にも積極的に取り入れたいです。」
(通信会社管理部門)「●①ロジカルに考えることは楽しいこと!
本日講義をうけるまでロジカルシンキングは文系の自分にとって畑違いであると考え、勝手に苦手意識を持っていた。しかし、研修の中で、ワクワクしながら、目的と手段、現状の構造把握に取り組むことができた。こんなにワクワクできるなんて個人的には新しい発見で、為になる時間になった。今後はより一層ロジカルに考え、アウトプットができるように取り組み続ける。
●②ロジカルシンキングには言葉が大切である。
ワークをしてみて、自分の頭でロジカルに考える時と他人にロジカルに伝える時では使う言葉が違う気がした。
文章・話ことばだけで、自身で想定していた前提と条件が他人に100%伝わるとは限らない。図式やワードで示すのではなく、必要な言葉を尽くし、不要な言葉を切り捨てることが大事であると学んだ。」
(東邦レオ株式会社 1年目社員)「自分はロジカルに考えることにすごく抵抗があったし、今でもぬぐい切れない部分は正直あります。でも、メール課題を終えた後に、自分も朝礼のご連絡を先輩社員に送る機会があり、その際、ロジカルを意識したところすぐにメッセージのやり取りを終えることができ、スムーズさを実感することができました。その時にロジカルって身近な存在であることと、自分にもできるかもしれないと思うことができました。自分なりに意識していき、身に着けていきたいと思いました。」
(東邦レオ株式会社 1年目社員)「ロジカルシンキングについて学び、これから身につけていけるということが率直に嬉しいと感じました。速くて良いコミュニケーションが取れて、仕事で良いパフォーマンスを発揮できるようになれそうだからです。
仕事をする上では意思疎通が速い方がいい場面がほとんどであると思います。「こいつが言いたいことややりたいことがすぐわかる」「こいつと話すときは会話のストレスがない」と一緒に働く人たちに思ってもらえるようにしていきたいです。」
(東邦レオ株式会社 1年目社員)
2.「ロジカルシンキング研修」主催者の感想
ロジカルシンキング研修の主催者の感想まとめです。ロジカルシンキング研修では、学んだことをすぐ業務で応用し、業務での課題をまた講座に持ち込みます。研修と実業務の相互作用を高めるため主催者、特に受講者上司と連携をとりながら講座を進めます。
「特に主催・上司側としては、受講者のスキル・意識の向上に加えて、海老原さんから受講者の分析をフィードバック頂けたのが非常に参考になりました。また、研修から刺激を受けているなという印象を普段のメールのやり取りからも感じられました。相手が何を求めているかを意識してメールの回答を考えるようになったのは大きな収穫だったと思います。」
(外資系金融マーケティング部門マネジャー)「上司としての感想は、研修後にメールでお送りいただくコメント・アドバイスが非常に的確かつ具体的でしたので今後部下指導するポイントやどのようにサポートすれば良いかわかりやすかったです。」
(外資系金融マーケティング部門マネジャー)「所属する本部内プロダクト収支管理、稟議のチェックや本部内メンバーとの折衝、調整する際に必要と思われる論理的なスキル向上とスキルの平準化を図るため今回社外講師によるロジカルシンキング研修を企画しました。
6回に渡る本研修は講師が一方的に話す聴講中心のスクール形式とではなく、毎回全員参加型のワークショップ形式で、受け身の研修では表面的に「理解したつもり」になりやすいですが、本研修は参加者のメールを題材に研修を進めることで理解に実感が伴い「単に、知識として知っている」のではなく、「実際の業務としてロジカルな考え方を体験することで腑に落ちる」という感覚が得られるような内容になっていて、今後の業務での活用が大いに期待できると思います。」
(通信会社管理部門部長)「ロジカルシンキングに対して、部内の目線合わせができたことは大きな一歩と思っています。皆の視座が低いこともあり、どうなることかと思っていましたが、小さくとも変化はありました。その小さい変化を積み重ね、大きい変化に繋げられるよう、個人差も大きいですが、要所要所で指導していきます。」
(アパレル企業人事部長)
■立教大学「論理思考とリーダーシップ」受講者感想
立教大学経営学部講師としてで「論理思考とリーダーシップ」を教えています。立教大学生の受講者感想です。
「いつも穏やかな雰囲気で、肩肘張らずに授業を受けることができました。お陰様で、論理思考という一見難解そうな内容もすんなり頭に入れることができました。半年間、誠にありがとうございました。」
「最後まで的確なFBを下さりありがとうございました。先生からの一言で気づくものが多く、本番直前までよりいい方向にもっていくことができました!学びを深めていただきありがとうございました。」
「半年間、ありがとうございました。先生のアドバイスやFBはいつも的確で、そういった考え方も吸収することができました。今後も、アンテナを張って学び進めていきたいです」
「論理思考の知識ゼロでしたが先生のアドバイスでどんどん知識が蓄積されてくのを実感できました!今後さらに論理思考をマスターできるように頑張ります。ありがとうございました」
(立教大学経営学部 BL1より)
「ロジカルシンキング研修」関連記事
(文責:プロジェクトファシリテーター、ロジカルシンキング講師 海老原 一司)